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印鑑の中でも、もっとも大きな役割を担う実印。一生涯に一度しか作らない実印

一本一本職人が丁寧に仕上げる実印

実印のきれいな線を生み出す職人の匠な技についてご紹介致します。

印刀(イントウ)と聞くと普通の人なら「彫刻刀なんでしょ」と返ってきます。
彫刻刀には間違い無いが、あえて職人は「印刀」と呼びます。職人が使っている印刀は一つ一つ手作りなんです。

印刀には通常使う物だけで6本ある、細いところを彫るのに使う刀、広い場所を彫るのに使う刀と用途によって(アレンジ)使い分けます。

また、印刀が一つ一つ手作りなのにはワケがわる。
大柄な人や彫るのにクセがある人が既製品の印刀を使って作業をしていたら、彫りやすい自分の体勢では彫りづらい。
だから職人は一つ一つ自分の体にピッタリな道具を作り使います。

「大工さんも自分に合った道具を使う」と聞いたことがあります。

三つの構成から・・・。

印刀は三つの物から一つの印刀になります。

1つ目は中心の重要な存在の「刀」太さが変わることにより彫りかたをアレンジ出来ます。

2つ目は刀を支える「柄木」(エ)これはいろいろな材質があり、昔はこの部分にも象牙を使っていた職人さんもいました。(上の写真,茶の部分)

3つ目は全てをまとめる「巻籐」(マキトウ)籐で編んであるので温度変化にも耐えるし、手の汗ですべる様な事も無いです。

魂を吹き込む・・・。

印刀は職人自らが砥石で研ぎ、魂を入れます。

砥ぎ方にはいろいろありますが、、(機械である程度削り砥石で磨くなど・・・)当店職人は、まず荒砥(あらど)である程度の形を作り、中砥(なかど)で表面を艶やかにします。この時点で地金と鋼(はがね)にクッキリとわけます。
下の写真を見ていただくと分かりますが、先の方だけ少し色が変わっています。
これが分かれている証拠でこの状態まで中砥で砥ぐ。

そのあと、仕上げ作業。
仕上げ砥の掛け具合で出来上がりが左右する、スパッと切れる印刀にするには、一人で真剣に魂を吹き込まなければ荒砥・中砥の作業が水の泡になります。

初めは必要の無い木を使い、状態を確認しながら調整をして「ポリポリ」と小木味よく彫れるようなら出来上がりです!
ここまで出来上がるには1本最低1時間位は掛かってしまいます。
地味な・地道な作業なんだ”と職人は言っています。

印 刀→印刀 いろいろな印鑑

職人が印章に求められるもとは・・・??

1:安心して永く使える印章であること。

2:また、世界でただ一つしか存在しない印章であること。

3:捺印の度にお客様の品格に相応しい、美しい印影を生じる印章であるということ。

 

 

 

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